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言語
フランス語とポルトガル語の「曜日」から見る、宗教と歴史の物語
私たちが当たり前のように使っている「月曜日」「金曜日」といった曜日の名前。 実はその背景には、古代ローマの神々や、ユダヤ教・キリスト教の歴史が深く関わっています。 この記事では、 フランス語の曜日がどのようにローマ神話とつながっているのか ... -
海外生活
【ポルトガル住宅市況】「家賃2,300ユーロ以下」に税制優遇――狙いと懸念を徹底解説
近年、ポルトガルでは住宅不足が深刻化し、リスボンやポルトなどの大都市では家賃の高騰が続いています。そんな中、政府は2025年12月に“中程度賃料(renda moderada)”向けの 大幅な税制優遇パッケージ を議会に提出。その中心となっているのが、月額2,300... -
文化
感じた世界を表現する画家 クーノ・アミエ
寒い日が続きます。 先日行ったオルセー美術館で見たアミエの一枚。 スイスを代表する画家 クーノ・アミエ(Cuno Amiet, 1868–1961) は、写実主義から大きく離れ、自らの内側に立ち上がる“感覚の風景” を描いたことで知られています。私た... -
テクノロジー
CPU・GPU・TPUとは?歴史・構造・進化・用途まで全方位で比較する総合解説ブログ
AI・データセンター・ゲーミングなどの分野が急成長するなか、コンピュータの処理を担う CPU / GPU / TPU への注目はさらに高まっています。 しかし、これら3種類のプロセッサは用途も思想も歴史も、まったく異なる進化を遂げてきたことをご存じ... -
言語
イベリアとガリア:「日曜日」のロマンス語的変容
今日は、日曜日。 日曜日を表すロマンス語の語彙は、歴史的および文化的な背景から、イベリア半島(ポルトガル語とスペイン語)と、ガリア・ロマンス語派(フランス語)で大きく異なる進化を遂げています。 これらの言語における日曜日を表す単語は、その... -
文化
木曽路はすべて山の中——激しく変わりゆく時代の中で、島崎藤村『夜明け前』が現代に伝えるもの
映画『夜明け前』を観ました。1952年の作品です。主役の滝沢修の演技が印象的でした。この作品の原作はもちろん島崎藤村の小説『夜明け前』です。映画冒頭の一節がシンプルでありながら印象的、そして、象徴的です。 木曽路はすべて山の中である。 この一... -
テクノロジー
AI・データセンター建設をめぐる住民反対の実態と問題点
近年、AIブームとともに国内外でデータセンターの建設ラッシュが続いています。しかし、環境負荷や住環境への影響が表面化するにつれ、多くの地域で 住民による反対運動 が立ち上がるようになりました。 本記事では、日本と海外の事例を踏まえながら、デー... -
文化
ふつつかながらロボットくん
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文化
アダムとイブより早く創られし
奴隷たち はじめに、神は自らに似せて猫を創造した。そして当然ながら、猫は怠け者だった。何もしたがらなかった。そこで何千年か経ったあと、神は人間を創造した。猫に仕え、神が時間がなくてできなかった仕事をこなすためだけに。 猫には怠惰と明晰さが... -
テクノロジー
シーニシュ(ポルトガル) ― 欧州AIハブ化の要所として
11月に入って、ポルトガルが「AIハブ化(=人工知能・データセンター・クラウドインフラ拠点)を目指す国際的な動き」の中で急浮上しています。特に、米国の大手テクノロジー企業による大型投資発表などをきっかけに「ポルトガル=欧州AIインフラの重要拠... -
文化
冬に咲く赤い薔薇
冬に咲く赤い薔薇 門がある 扉がある 何かにつながっている糸のように 記憶の隅と隅 冬に咲く赤い薔薇 後ろ姿の老人を追う もうどこか遠くに行ってしまった 冬に咲く赤い薔薇 空だけは青くなる 空だけは青くなる いつものように いつものように ... -
文化
🌙 ラシーヌと語るフランス古典悲劇
『ベレニス』──静けさの中で燃える愛と義務の物語 1670年11月21日、フランスの劇作家 Jean Racine による悲劇『Bérénice』が、パリのオテル・ド・ブルゴーニュ劇場で初演されました。 今回は、フランス古典劇の巨匠 ジャン・ラシーヌの悲劇 『ベレニス』 ...
65歳から
少し学んで少し考える
少し学んで少し考える
カスタネ・トロザンという小さな街
@フランス
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